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英国キャンプの先駆者を追って:オックスフォードからサリーへ自転車旅

英国キャンプの先駆者たちが歩んだ道を自転車でたどる旅。オックスフォードからサリーまで、歴史と絶景を楽しむ約100kmのルートをご紹介。

公開日時: 2026年6月21日 7:08 · 更新: 2026年9月27日 22:48

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英国キャンプの先駆者を追って:オックスフォードからサリーへ自転車旅

自転車にキャンプ道具を積み、英国の田園地帯を巡る旅。そんな冒険に憧れたことはありませんか?今回は、英国キャンプのパイオニアたちが歩んだ道を、自転車でたどる旅をご紹介します。オックスフォードからサリーまでの約100キロメートル、キャンピング・アンド・キャラバニング・クラブ(CCC)の創設者たちが開拓したルートを、現代の装備で再現しました。

出発はオックスフォード。学問の街として知られるこの地は、キャンプの歴史とも深い関わりがあります。1901年、CCCの前身である「アソシエーション・オブ・サイクル・キャンパーズ」がここで結成されました。当時、自転車はまだ高価で、キャンプはごく一部の冒険家だけのものでした。彼らは「自然の中で自由に過ごす」という理想を掲げ、後に英国全土に広がるキャンプ文化の礎を築きました。

私たちは、彼らの精神を受け継ぎ、軽量テントと寝袋、簡単な調理道具だけを携えてペダルを漕ぎます。最初の目的地は、約20キロ先のアビンドン。テムズ川沿いの美しい町で、かつてCCCの初期の集会が開かれた場所です。川辺でランチをとりながら、当時のキャンパーたちも同じ風景を見ていたのかと思うと感慨深いものがあります。

さらに南へ進むと、ウィットニーという小さな村に到着します。ここには、CCCが最初に購入したキャンプ場があります。現在も運営されており、当時の面影を残す木造の管理棟が印象的です。オーナーに話を聞くと、「100年以上前から家族経営で続けてきた。当時は自転車で来る人がほとんどだった」と教えてくれました。

2日目は、コッツウォルズの丘陵地帯を越えます。起伏のある道は少々きついですが、その先に待つ絶景が励みになります。特に、ブロードウェイ・タワーからの眺めは圧巻で、英国の田園風景がパノラマのように広がります。ここで一休みし、持参したスコーンと紅茶でティータイム。英国らしいひとときです。

3日目、ついにサリー州に入ります。最終目的地は、CCCの本部がある「グリーンフィールズ・キャンプ場」。ここは、1930年代に購入された広大な敷地で、現在も会員向けに運営されています。到着すると、スタッフが温かく迎えてくれました。キャンプファイアを囲みながら、他のキャンパーと旅の話に花を咲かせます。

この旅で感じたのは、キャンプの本質は時代を超えて変わらないということ。自然の中で過ごす時間、仲間との語らい、そして自らの力で移動する充実感。英国キャンプの先駆者たちが大切にした価値観は、現代の私たちにも通じるものがあります。もし機会があれば、あなたも自転車とテントを準備して、この歴史の道をたどってみてはいかがでしょうか?きっと、新たな発見があるはずです。

唐

唐澤 あきら

Full stack 技術者

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