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サセックスからスコットランドへ:英国の休暇の400年を巡るロードトリップ

サセックスからスコットランドまで、英国の休暇の歴史を400年にわたって辿るロードトリップ。17世紀の温泉地から現代の再生リゾートまで、各時代の休暇スタイルを体感できます。

公開日時: 2026年6月17日 7:07 · 更新: 2026年9月27日 22:48

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サセックスからスコットランドへ:英国の休暇の400年を巡るロードトリップ

英国の休暇の歴史を辿る旅に出かけませんか?サセックスからスコットランドまで、4世紀にわたる英国人の休暇の変遷を、実際に訪れることができる場所を巡りながら探るロードトリップをご紹介します。

17世紀、英国の富裕層は「グランドツアー」としてヨーロッパ大陸を旅しましたが、一般庶民の休暇は地元の温泉地(スパ)が中心でした。例えば、サセックスのロイヤル・タンブリッジ・ウェルズは、17世紀に流行した温泉地で、今もその優雅な雰囲気を残しています。当時の人々は「水を飲む」ことが健康に良いと信じ、社交の場としても利用しました。

18世紀になると、海辺のリゾートが登場。ブライトンは、医師が海水浴の効能を推奨したことから人気を博し、ジョージ4世が建てたロイヤル・パビリオンはその象徴です。海水浴は当初、医療目的でしたが、次第に娯楽へと変わりました。

19世紀、鉄道の発達により、一般の人々も海辺へ行けるようになりました。ブラックプールは労働者階級の楽園として発展。遊歩道、ピア(桟橋)、遊園地が整備され、夏の行楽地として定着しました。また、湖水地方やスコットランドのハイランド地方も、鉄道でアクセス可能になり、自然を愛する旅行者を惹きつけました。

20世紀には、パッケージツアーや海外旅行が普及する一方、英国国内では「ステイケーション」が人気に。コーンウォールやデヴォンの海岸、ヨークシャー・デイルズなどが家族連れに好まれました。また、キャラバン(キャンピングカー)やホリデーキャンプも盛んになりました。

現代では、サステナブルな旅行が注目され、再び国内旅行が見直されています。歴史的なリゾート地は、その遺産を活かしつつ、現代的な魅力を提供。例えば、マーゲートはビーチとアートシーンで再活性化し、スカボローはビクトリア朝の魅力を保ちながらも、新しいカフェやショップが増えています。

このロードトリップでは、以下のスポットを巡ります:

  • ロイヤル・タンブリッジ・ウェルズ(サセックス):17世紀の温泉地。パントイルズ(散歩道)やチャペルを散策。
  • ブライトン(イースト・サセックス):18世紀の海辺リゾート。ロイヤル・パビリオンとブライトン・ピアを訪問。
  • ブラックプール(ランカシャー):19世紀の労働者階級の楽園。ブラックプール・タワーと遊歩道を体験。
  • 湖水地方(カンブリア):19世紀の自然志向旅行の目的地。ウィンダミア湖やビアトリクス・ポターの家を見学。
  • スコットランドのハイランド地方:20世紀の逃避行。ニースト・ポイント灯台やスカイ島を訪れる。
  • マーゲート(ケント):現代の再生事例。ターナー・コンテンポラリーとビーチを楽しむ。

この旅は、英国人の休暇の嗜好がどのように変化してきたかを体感できる貴重な機会です。歴史を感じながら、現代の英国の魅力も再発見してみてはいかがでしょうか。

唐

唐澤 あきら

Full stack 技術者

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